サルノコシカケ

 ルックスっていうかヘアスタイル由来です。1998年時点でも多分70年代から変っていないでしょう。

 キャラクターも変っていない (つまり変っているのが変っていないということですが) と思います。ともかくエピソードには事欠かない人材で、そのうち当人からも投稿があるのではないかと、期待しています。

 本名、竹井成美。宮崎大学教授。大分中世音楽研究会主催。近著に『音楽を見る! 教育的視点による平均率・五線譜・ドレミ誕生の歴史』(音楽之友社 1997年9月刊) あり。


⇒ 音楽の宇宙


大分中世音楽研究会 & 竹井成美

 1981年に創設され、今年で14年目。2月の大分カトリック教会での定期演奏会は13回を数える。グレゴリオ聖歌をはじめとして、ジョスカン・デ・プレ、ジャヌカンなど、ルネサンスを代表する作曲家の作品を中心に、旧い時代の知られざる名曲を演奏する団体として着実な発展を遂げている。ゆふいん音楽祭には1989年から7回出演。中でも、皆川達夫氏を特別ゲストに迎えた3回シリーズのレクチャー・コンサートは思い出に残る。活動の一端は、KBC九州朝日放送やNHKラジオ第一放送で全国に放送された。

 指揮者・竹井成美は、現在宮崎大学に勤務しながら、創設以来、ほとんど毎週宮崎と大分を往復・指導に当たる、まさにルネサンス音楽狂。生まれ故郷・大分が「西洋音楽発祥の地」とされることにこだわりつづけ、これらの活動の一端をまとめた「南蛮音楽 その光と影――ザビエルが伝えた祈りの歌」(音楽之友社) を、今夏出版した。

(皆川達夫とルネサンスをうたう仲間たち 1995.11.4 プログラムより)